自己修復中のたわごと

日々食べたものの記録と雑感など

篠山 いわや

梅見に行かなきゃ

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2/22(日)は、久しぶりに遠出してランチすることに。

向かった店は丹波篠山にある店「いわや」
この店は冬場のぼたん鍋が名物で、10年ほど前に初訪問して以来何度も足を運んだ店。今回の訪問は実に4年ぶりくらい。
シーズン中は混雑するので、もちろん事前に予約して行った。

店は丹南篠山口のICを降りてクルマで15分くらいの山間にある。
数年ぶりの訪問でもカラダが道を覚えていて、迷うことなく店の近くまで到着。
以前は舗装された田舎道から、「ほんとにこの道で合ってるのか?」と不安になる未舗装の細い山道に入って行く必要があったのだが、いつのまにか山道も舗装されアクセスしやすくなっていた。

茅葺きの母屋に入り、囲炉裏の前に通される。
オーダーはもちろん「ぼたん鍋」(1人前\5,250)。
すぐに店員さんが囲炉裏に炭をくべて、味噌ベースの出汁が張られた鉄鍋がかけられ、肉と野菜がスタンバイされた。

まず最初に猪肉を全て鍋に入れて、野菜の中から丹波芋も鍋に入れて一煮立ちさせた後、白菜、葱、ごま豆腐、コンニャク、しいたけ、しめじなどの具材を入れて煮ていく。
煮える合間に突き出しの丹波黒豆を食べてみると、まるで栗のようにほっくり甘い。

猪肉は長い間煮ても固くならないので、まずは火の通った野菜から食べていくのだが、この店はことごとく野菜が非常にうまい。
特に白菜の甘さと味の濃さは際だっており、ここで食べる白菜を越えるものには今までお目にかかったことがないくらい。

猪肉は見た目脂が多いけど、鍋にして食べてみると思いの外くどくないのが特徴。
赤身の部分にはほんの少しワイルドな風味が感じられるが、臭みというほどでもなく非常においしい。
不思議なことに、猪肉は煮立った鍋から取り出してそのまま口に運んでも熱くないのだ。

たっぷりの野菜と猪肉を食べ尽くしたら、もう1つのお楽しみが待っている。
茶碗に入ったご飯と生玉子を出してくれるので、少し煮詰まってトロミのついた汁に玉子を割り入れ蓋をして待つこと約2分。
半熟になった玉子を汁ごとごはんの上にかけてまぜまぜして食べると、猪と野菜のエキスが出た汁と玉子のコクが混じり合い、最高のシメの一品になるのだ。
もう、この玉子かけごはんが最高。ある意味これを食べに遠路はるばるクルマをとばしてきたと言ってもいいかも。

店に入った直後は店内は寒く感じたが、床暖房もじんわり効いてるし、何よりも炭火の熱と鍋の温かさで食べ終わる頃にはセーターを脱ぎたくなるほどにカラダは温まっている。
汗をぬぐう私に「ようあったまったみたいやね~」と、この店のおばあちゃんが声をかけてくれた。
このおばあちゃんが客にいろいろ声をかけて世話を焼いてくれるのだ。

久しぶりに来たけどやっぱりおいしい店。
混んでくるとアテンドが雑になる点は否めないけど、やはり寒い季節には、年に一度きちんとここの鍋は食べたいものだ。
特に雪が降っている日に、音もなく次々と舞い降りてくる雪を眺めながら囲炉裏の鍋をつつくのは、風情があって大変よろしい。

また、秋になるとこの店には、「丹波牛と丹波産松茸のすき焼き」(1人前\5,250)が登場する。
このすき焼きを食べてみるのが十年来の夢なのだが。





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