自己修復中のたわごと

日々食べたものの記録と雑感など

麻布十番 あべちゃん

東京に行く度に思うけど、ペンギンとカモノハシをトレードしてもらえないだろうか

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先週に引き続き、6/13(火)は東京は麻布近辺へ出張。
今回のお昼は事前に行きたい店をチェック済みだったので、お昼に散歩を兼ねて近辺を散策しながら店を探した。

麻布台という地名もあって、この近辺は坂が多く、その坂の一つ一つに「鼠坂」とか「狸穴坂」とか名前が付いている。
タモリが「タモリのTOKYO坂道美学入門」という本を出しているのは知っていたが、実際にいろんな坂を回ってみると、坂ってなかなか面白いかも。
(大阪に帰ってから知ったのだが、このあたりには島崎藤村の旧居跡や、梶井基次郎と伊藤整・三好達治らが住んでいた下宿があったそうだ。事前に知ってたら風景を見る目も違ってたのに…)

10分ほどぶらぶらと散策して、目当ての店の麻布十番駅近くの「あべちゃん」へ到着。
この店は終戦後から続く焼き鳥/焼きとんの店だそうで、焼き鳥やモツ煮込みをランチでいただけると聞いていたのだ。

年季の入った店構えだと思っていたのだが、店の近くまで到着してみるとあたりは麻布という名にふさわしくコジャレた商店街で、通りも非常にきれいだ。
店はすぐ発見できたのだが、数年前に改築したらしく老舗らしからぬ店構えになっている(なんと店の真ん前はスタバだ)。

店に着いたのは12:15頃だったのだが、ちょうど席が空いたとこらしくスムーズに座ることができた。
玄関は狭いのだが店内は奥に広く、結構な人数が収容できる。
店員はみんな揃いの青いTシャツをきた若者ばかりだ。

ランチメニューは焼き鳥丼や麻布ライス(牛モツ煮込みを丼飯の上にかけたもの)などがあるが、いわゆるつゆだく状態のビシャビシャの飯粒を嫌う私としては、モツ煮込みが皿で出てくる「モツ煮込み定食」(\550)をオーダー。

すぐにやってきたモツ煮込み定食は丼飯・モツ煮込み(焼き豆腐入り)・吸い物・しらすおろしといった構成。
モツ煮込みは結構濃い色で、七味唐辛子をかけて食べてみると、見た目通り結構粘度があって甘く濃ゆい味。
モツは3種類くらい(シロ(腸)とフワ(肺)はわかったけど後は不明)で、臭みは全然なくとてもおいしくてご飯にベストマッチだ。
お吸い物は永谷園の「松茸のお吸い物」みたいな味だったのだが、帰り際に厨房を見るとやはりインスタント吸い物の袋が山積みになっていた。

ご飯と煮込みを別に食べることで、最後まで飽きずにおいしく食べることができて満足。
この味と満足度で\550は安いと思う。
毎日食べようとは思わないけど、近くにあったら定期的に通うだろうな。
結構若い女性もランチに来てるし、焼き鳥丼もうまそうだったのでモツが苦手な人でも大丈夫ではないだろうか。

タレは何十年も継ぎ足し継ぎ足し使っているらしく、焼き場のタレツボにはこぼれたタレが樹液のようにビッシリとこびりついているのが面白い。
あのタレツボも店のトレードマークなんだろうな。



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